ENGLISH MASTERS CLUB 
 「英語で考える頭」とコーチングで英語を完全マスター                 イングリッシュ・マスターズ倶楽部





















「what」ではなく「how」を知る

 

魚の釣り方を覚える



英語学習の黄金律(ゴールデンルール)の最後は、この話で締めくくりたいと思います。


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あるところに、漁師になりたい男、太郎君がいました。彼は、全財産を使い、立派な船を買い、漁に必要な道具を全てそろえ、意気揚々と海に漕ぎ出しました。


ところがこの太郎君、漁に必要なものは全てそろえたのはいいのですが、肝心の漁の仕方を知らなかったのです。そこで、どうしたものか、と考えては見るものの良い方法が浮かびません。


ふと隣の船を見ると、ガンガン魚を獲っているではないですか。その漁師を見て、太郎君はこうつぶやきました。


「すげーなー、あんなに魚が取れたら楽しいだろうなー」


その時、太郎君の頭に良い考えが浮かびました。


「そうだ、あんなにたくさん魚を獲っているんだったら、後で少し分けてもらおう!」


考えが決まると後は安心、とばかりに船の上でのんびり過ごした後、隣の船が港に戻るのと同時に港に戻り、その船の漁師から魚を買いました。


来る日も、来る日も海に繰り出すのですが、やることは一緒、ガンガン魚を獲っている船を見つけては、つぶやくのです。


「すげーなー、あんなに魚が取れたら楽しいだろうなー・・・」


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「さて、この太郎君、いつになったら立派な漁師になるのでしょうか?」


         【一生なれないよ!】


なんてつっこみが聞こえてきそうですが、まさにその通りです。このままでは、太郎君は一生、立派な漁師にはなれず、たくさん魚を獲る漁師を儲けさせて終わるでしょう。自分で魚の獲り方を覚えるまでは・・・。



【自分で魚の獲り方を覚えるまでは、立派な漁師にはなれない】



そうなんです。自分で魚の獲り方を覚えれば、全ては解決しますよね!だって、道具は全てそろっているわけですから。


ガンガン魚を獲っている漁師から、魚(what)を買うのではなく、同じお金で、どのようにすれば同じようにガンガン魚が取れる立派な漁師になれるか、そのノウハウ(how)を学べばよかったのです。そうすれば、もう魚を買うためにお金を使う必要はないどころか、自分で獲った魚でお金を儲けることができるようになるのです。


なぜこのような話が、英語学習の黄金律(ゴールデンルール)と関係があるのでしょうか?


鋭い私の方は、もうお気づきだと思います。


漁師になりたがっていた太郎君とは、実は、日本の多くの英語学習者の姿なのです。


英語学習者の多くは、自分でどのように英語力を伸ばしていけばいいのかというノウハウを学ばずに、英語力のある人の書いた本を読み、英語力が身につくという教材を買ってはいるのですが、自分から決意して英語力のつけ方を学んではいないのです。


もちろんそのような英語力をつけた人が書いた、英語の知識本、表現集などが悪いわけではありません。そうではなく、その利用の仕方が受身で、


「この表現は〇〇だ。」

「こんなときはこう言う。」


という知識を身につけるだけで、そのときは頭で「なるほど」と思っては見ても、実際にそれで終わってしまう場合が多いのです。


英会話学校でもそうです。実際に使われているテキストを見てみると、自分で覚えて練習できる表現であふれかえっています。それをいくらネイティブ講師に教えてもらったとしても、それでは太郎君です。何時まで経っても立派な漁師にはなれません。自
分から進んで魚を獲るノウハウを学び、立派な漁師になりましょう。



「自分で英語力をつける」のです。



英語は、知識をつける「勉強」ではなく、能力を身につける「実技」なのです。そういう意味ではスポーツやピアノ、習字など、他の習い事に似ています。そのような習い事は、自分がやらないと伸びないことは一目瞭然ですね。


あの高橋尚子選手は、マラソンを極めていますが、小出監督が「練習しろ!」と、おしりを叩いたことはなく、いつも「走るな!」といっているそうです。ですが、高橋選手は、走ることをやめないで、「あと5キロ」とか、積極的にトレーニングを積んでいくのです。早くなるのもうなずけますね。


これは私の持論ですが、こう思っています。


    【英語は独学でないと、身につかない!】


つまり、自分で何とか英語力をつけようと思わない限り、本物の英語力はつかないのです。今現在活躍されている、英語の達人や、英語力のある人のほとんどは、英会話学校に行った事がない、留学した事がないという方です。私も英会話学校に行かず、5年間独学で英語を身につけました。(その後、神学を学びに留学をしましたが、それは語学のためではありませんでした。)


今、自分にこう宣言してしまいましょう。


     【私は、独学で英語を身につける!】


言ってみましたか?


「でも、どうやって独学で身につけたらいいのか、何をしたらいいのか分からない。」というのが、本音でしょう。安心してください。このHPでは、本題の本物の英語力をつける実践方法論も紹介しています。


ですが、いくら正しい方法を紹介しても「受身」のままでは、いくらノウハウを教えても同じです。英語力はつきません。ですから、それらのノウハウを紹介したら、それを、


「へー」

「なるほど!」


と頭だけで納得するのではなく、自分でやってみてください。試してみてください。そうしないとこのHPで紹介するようなノウハウを読む意味は余りありません。時間の無駄になってしまうかもしれません。



以前、ある方から次のような質問をいただいたことがあります。


「無料でノウハウを全て公開して、どうやって食べているのですか?ノウハウを公開することによって、みんなが英語力が上達してしまったら、先生の仕事がなくなってしまうのではないですか?」(私の生活の心配までしてくださる、何て素晴らしい方なのでしょう(笑))。


そもそも、私がなぜ、このようなHPを作成し、皆さんに本物の英語力をつけるノウハウを公開しているかというと、


「私自身が、英語ができなくて、めちゃくちゃ苦労した」


からです。高校2年生の英語のクラスで週1回だけネイティブ講師の授業があったのですが、そのクラスでそのネイティブ講師に指され、こう質問されたのです。


「Where do you live?」


その瞬間、私の頭の中は真っ白。質問の意味は分かり、日本語では答えも出ているのですが、


「・・・えっと・・・あっと・・・その・・・」


「I live in Tokyo.」そんな簡単な中学生の英語すら口から出てこなかったのです。そのときの悔しさ、恥ずかしさは今でも忘れません。


そして、その悔しさをバネに、英語に関する様々なノウハウを研究してきました。その結果、全くの独学だったので、非常に効率の悪いこともし、遠回りもしましたが、凡人が本物の英語力をつける方法が分かったのです。


私ができたのだから、他の人もできる、でも学校英語の頭のままでは、一生かかっても本物英語力はつかない。私と同様に、英語力をつけたいが、その方法が分からなくて苦しんでいる人の力になりたいと思い、実際に英語講師になり、そしてこのHPを作っているのです。


そこで、私がどのように食べているのか、という質問に戻りますが、私が独学をし、様々なノウハウ本を読んでいるときに、実に様々な質問が湧き上がってきたのです。


しかし、今のように、インターネットで本の著者にホームページから質問するなんていうことができない時代だったので、一人悩み、間違ったやり方をして、遠回り・・・なんていうことがしょっちゅうありました。


ですから、私のHPを通して、皆さんが無料で私の持っているノウハウを学び、英語力をつけてもらえれば、それが私の喜びであり、同時に、その中に、ノウハウは分かったけれど今の自分のレベル、英語に割ける時間、英語学習のバランス、ステップなど、独学をしているときにぶち当たる様々な問題に対して、私から直接指導を受け、アドバイスをもらいたい、という方もいらっしゃるのです。


そのような方を対象に、「イングリッシュ・マスターズ倶楽部」を主催し、電話やメールによるカウンセリング指導をしているのです。


そして、私から指導を受けることにより、より短期間で、より確実に、より正しい方法で、各個人のペース、目標にあった形で「挫折」することなく、最短距離を走りきることができます。


ですから、私の持っているノウハウを無料で全部公開しても、ぜんぜん構わないのです。


お分かりいただけたでしょうか?自分でがんばれるという方は、どんどん積極的にこのHPを利用し、英語力をガンガン上げちゃってください。それ以外に、目標管理、プランニング、プログラム、教材などに関して私のカウンセリングを受けたいという方は、こちらからお申し込みください。


入会のご案内 

→ < http://www.1till.com/englishmasterprogram.html >



今回の黄金率7の主題「魚の釣り方を覚えろ!」言い換えると、「自分で英語力をつけるノウハウを身につけなさい!」ということですが、お分かりいただけたでしょうか?


皆さんは太郎君とは違い、自分が漁師になる方たちばかりだと
思います。そうでなければ、実践方法に入っていないのに、ここまで英語学習を学ぶための大前提を続けて読んでこなかったはずです。もっと簡単に、情報や、知識を提供するサイトが溢れているのですから。



 正しい英語学習の方法を知りたい方は 

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