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 「英語で考える頭」とコーチングで英語を完全マスター                 イングリッシュ・マスターズ倶楽部






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けんじ先生の【TOEICは絶対勉強するな!】
バックナンバー第40号



 

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【TOEICは絶対勉強するな!】

〜TOEICの勉強しなかったら955点取れた!〜

Vol.040

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こんにちは、パーソナル・イングリッシュ・コンサルタントの齋藤です。

今日も元気に、TOEICの勉強をせずに飛躍的にスコアをあげていきましょう。


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      【本物の英語力への道】


      〜英語学習の王道を極めろ!〜

        Expressions編
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      ☆更なる英語力をつけよう


前回まで、リスニング、リーディングを中心に基礎英語力をつけていく方法を見てきましたが、それだけでは残念ながら不十分です。


英語力をつけるのに、子供のように5年も6年もかけるつもりであれば、それだけでも構わないのですが、もっと短期間に英語力を上げていくためには、プラスアルファのことをしていく必要があります。


そのプラスアルファとは一体何でしょうか?



    それは、【意識的に英語を覚えていくこと】です。



「なーんだ、やっぱり詰め込み暗記をしなければならないのか」と言う声が聞こえてきそうですが・・・それは違います。


もう詰め込み暗記をする必要はないのです。「詰め込み暗記をせずに、英語をどうやって覚えていくのか」とお思いの方、思い出してください。皆さんは、もうすでに、詰め込み暗記をせずに大量の英語を瞬間的に覚えていく武器を手に入れているのです。


そんな武器を手に入れた覚えがないという方のために、簡単に復習しますが、その武器を手に入れさせるために、子供用の英英辞書「Just Look'n Learn English Picture Dictionary」を皆さんに買っていただいたのです。


その武器を身につけたい方 → < http://tinyurl.com/fdzl


この子供用の辞書を使って皆さんが手に入れた武器とは、「英語で考える頭」です。この辞書を使って、日本語を介さずに英語をイメージと音で瞬間的に理解できる頭ができたわけです(まだできていない方は、続けて練習していってくださいね(^^;))。


イメージで英語を理解できるようになっている皆さんは、同様に英語を覚えるときにもこの【イメージの力】を使っていくことができます。


このメルマガの第21回でも説明したのですが、現在主流のTOEICや、その他の文字による英語教材は、「左脳」にばかり詰め込んでしまう、非効率的な「忘れやすい方法」なのです。それに対し、イメージで英語を理解し覚えていく「英語で考える頭」、右脳の英語学習法は、一度入れたものは絶対に忘れないという【忘れない方法】なのです。


ですから、単に英語を訳さずに理解するためだけではなく、大量に英語を覚えていくためにも、「英語で考える頭」を早く手に入れ、「意識的」に右脳を使い、右脳に英語を「イメージで入れていくこと」が欠かせなくなります。



言語は非常に単純なものです。


ようは、「知っているか」「知らないか」なのです。知らないものはいくら音が聞けても分かりませんし、その単語を使おうと思っても知らなければ使えないのです。(もちろん、知らなくてもある程度推測できますが、知っていれば、それだけ早く、確実に理解することができるわけです。)


リスニングとリーディングで自然に英語力が付いていくのを待っていても良いのですが、先ほど書いたように英語力が付くまでに子供のように長い時間がかかってしまいます。そこで、イメージの力を使って、大量の英語を右脳にインプットしていき、短期間で基礎英語力をつけてしまうのです。


その覚えるべき英語とは、身の回りの物の名前、日常使われるイディオムや表現、そして会話文です。


英語はコミュニケーションの道具ですから、まずは、自分の身の回りにある物の名前や、日常的に使われる表現などを知らないと、自分の言いたいことすら言えません。また、自分の言いたいことだけ話していてもコミュニケーションは成り立ちません。相手に対して質問したり、その受け答えの表現など、日常会話文も必要になります。イディオムや慣用表現などは、知らないと分からない典型的なものです。大体想像はついても、その表現が出てくる背景を知らなければ、全く意味が取れないこともあります。映画などでは、そのような表現が多用されます。より微細なニュアンスを伝えたりするためにも覚えておけば役に立ちます。


このように英語を意識的にインプットし始めると、リーディングやリスニングの理解度も飛躍的に伸びていきますし、理解するスピードも上がっていきます。



注:英語を覚えていくときは、一切日本語と結び付けないために、日本語が載っていない教材を使っていきましょう。もしくは、日本語の部分を破くか、全て塗りつぶして使うようにします。そのくらい徹底しないと、日本語と英語がくっついてしまいます。ぜひ気をつけてくださいね。



では、そのインプットの仕方をまとめてみましたので、ポイントを抑えたインプットをしていきましょう。



★日常表現集を覚えるポイント


例えばこのような教材が挙げられます。


              『All Clear!』

プレビューはこちらです → < http://tinyurl.com/kkne >


    『Everyday Situations for Communicating in English』

プレビューはこちらです → < http://tinyurl.com/8zm5n >



ポイント1:状況ごとにまとめて覚える。

それぞれの表現をバラバラに覚えていくのではなく、朝の表現、料理をするときの表現、病院での表現、レストランでの表現、会議での表現など、それぞれの状況ごとにまとめて覚えると関連づけて覚えやすいでしょう。そのときに、ついでに、その場面で使われる単語なども関連付けて一緒に覚えると効率が良いです。



ポイント2:必ずイメージで覚える。

意識して覚えようとするあまり、スペルで頭に入れてしまっては、左脳にインプットしていることになり、すぐ忘れてしまいます。必ずゼスチャーをつけたり、その場面を強く意識し、イメージで右脳に入れていくようにしてください。そうすると、その状況になったときにスッとその表現を使うことができます。



ポイント3:何度も口に出して言う。

覚えるときだけでなく、その後、何度も復習して、口になじむまで、口が覚えるまで繰り返してください。子供が言葉を覚えるプロセスを見ても、必ず繰り返して何度も同じことを飽きずに言っています。一度覚えて安心せず、その後、意識的に復習をする癖をつけていきましょう。



ポイント4:応用して使ってみる。

一つの表現というのは、無限に応用が利きます。例えば、「put on」という表現がありますが、一つの文章、「I put on my socks.」を覚えたら、「put on my pants」「put on my shoes」「put on my underwear」「put on my hat」「put my shirt on」「put my boots on」と延々と続けることができます。つまり、一つの表現を自分のものにするということは、それを応用すれば、何十、何百、何千という表現が使えることになるのです。ですが、これは、意識して練習しないとできるようになりません。



次から次へと表現を覚えようと必死になるのではなく、一つ一つ覚えていったものを確実に使えるようにしていく事が、結果としてその人の表現力を高め、よりたくさんのことを話せる、書けるようにします。あせらず、一文、一文を大切に、確実に自分のものにしていくためにも、このような応用練習をしていきましょう。




★会話集(ダイアログ)を覚えるポイント


例えばこのような教材です → 「New Person to Person」

              <http://tinyurl.com/kknj



ポイント1:全体を一度読み、流れを把握する。

状況が分からないのに頭から覚えようと思っても、覚えられるものではありません。まず、全体を把握することに努め、頭の中に状況をありありとイメージしましょう。



ポイント2:分からない単語、表現を調べる

意味の分からない単語、表現などは、英英辞書で調べておきましょう。意味が分からないと、単独の文章と違い、内容を誤って把握してしまったり、効率よく覚えることを妨げます。ですから、「本当に知っているか怪しいな」と思ったら、調べる癖をつけましょう。


リーディングとは違い、正確に覚えていくためですので、途中でも面倒くさがらずに調べてください。自分に合ったレベルのテキストを使っていれば、調べる単語はそれほど多くはないと思いますので、比較的短時間で調べられると思います。もし調べるものが多いようでしたら、もう少しレベルを下げたものに教材を変えるようにするといいでしょう。



ポイント3:両者の会話を覚える。

例えば、ホテルでの会話などを覚えるときに、自分がお客さんになる可能性が高いということで、客のパートだけ覚えるのではなく、ホテルクラークの表現も一緒に覚え、どちらのパートもできるようにします。


というのは、会話調のものは質問形式が多く、客の側だけしか覚えないと、表現がいつも質問に答えるだけだったりといった偏りが出ます。ですので、両者のパートを覚え、質問する側、される側の表現もついでに覚えてしまえば、ホテル以外の場面でも有効に会話に役立てることができます。



ポイント4:自分の覚えた表現などを入れてアレンジしてみる。

最初は一字一句覚えていくのも大切(正しい表現を身につけるため)ですが、ダイアログに慣れてきたら、ただそこに書いてある表現だけ使うのではなく、そのダイアログに書かれていない、ダイアログ直前の状況や、その会話文の続きなどを自分で想像してアレンジして作ってみてください。


また、相槌なども自分の使いやすいものに変えたりと、より「自分が使う」ことを意識して、リアリティのある会話文に変えてみてください。その方が効率よく覚えられたり、自分が使うときに借りてきた表現ではないので、スムーズに英語が出るようになります。




★イディオムを覚えるポイント


例えばこのような教材です → 「Idioms For Everyday Use」

               <http://tinyurl.com/kknx


ポイント1:イディオムの意味を確認

当然、知らないイディオムを覚えていくわけですから、その基本的な意味を抑えなくては意味がありません。英英辞書などで確認し、ついでに例文などから、そのイディオムが使われる場面も想像しておきましょう。



ポイント2:必ず文章で覚える

イディオムだけを単体で覚えるのではなく、必ずそれが使われている文章で丸ごと覚えていきましょう。そうしないと記憶に粘りつきにくいですし、使われ方を一緒に覚えておかないと、いざそのイディオムを使うときに困ってしまいます。できれば、一つの例文だけでなく、2つか3つの違う文章の中で使われているものを覚えましょう。



ポイント3:何度も使う。

これは、英語を覚えること全般に言えることですが、単に覚えっぱなしというのでは、いくら右脳に入れても、使うときにはサッと出てきません。ピアノでも、一回その曲を覚えたからといって、その曲を練習しないで、コンサートで弾けるわけがありませんね。何度も何度も繰り返し、指が覚えるまで練習するから、コンサートでは楽譜など見なくても間違いなく弾けるのです。


英語も、一度覚えたから使えるわけではなく、何度も口が覚えるまで練習するから、いざ本番の会話で使えるようになっていきます。必ず1つの表現に対して4回くらいは復習の予定を立て、確実にい自分のものにしていきましょう。




ここに挙げた以外でも、映画のトランスクリプトや、リーディングの教材などでも良い表現などがあれば、積極的に声に何度も出して覚えてしまってください。


そのように英語をインプットする習慣がつくと、日本にいても英語力は落ちません。ぜひ、意識をして常に英語をイメージで右脳に貯めていきましょう。



おしまい


次回予告:いよいよ長かったインプット編が終了し、アウトプット編に入っていきます。お楽しみに。

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