ENGLISH MASTERS CLUB 
 「英語で考える頭」とコーチングで英語を完全マスター                 イングリッシュ・マスターズ倶楽部






 英語はここで身につけろ!
 毎日10秒!元気が出る英語
 TOEICは絶対勉強するな!
 ディクテーションキングへの道!













FREE MAIL MAGAZINES

無料メールマガジン


けんじ先生の【TOEICは絶対勉強するな!】
バックナンバー第19号



 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


       【TOEICは絶対勉強するな!】

     〜TOEICの勉強しなかったら955点取れた!〜

           Vol.019

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


新年早々1月7日から風邪を引いてしまい、それがひどくなり、「マイコプラズマ肺炎になってしまいました」そのため、10日ほど仕事が思うように進みませんでした(さすがに40度近くの熱が続くと頭がウニになります(^^;))。


出足が少し遅れてしまいましたが、今年も引き続き、皆さんの英語力を飛躍的に上げる「英語で考える頭」の作り方、正しい英語学習の秘訣をご紹介していきたいと思います。


英語は絶対習得できます!


自分の力を信じ、前だけを見つめ、英語学習を続けて行ってください。そうすれば、夢は実現していくことでしょう。


それでは、本年も宜しくお願いいたします。


パーソナル・イングリッシュ・コンサルタント

齋藤 兼司



それでは、第19回目早速、いってみましょう。

  _________________________

          英語学習の大前提

        【英語は訳さず理解しろ!】

        〜 Think In English のすすめ〜

  _________________________

      ☆誰でも英語がマスターできる唯一確実な方法


本屋さんに行くと、「これでもか!」というくらいたくさんの英語習得法が本になっています。またメルマガでも、「これでもか!」というぐらいたくさんの英語関連のメルマガが発行されています(自分もその中に含まれていますが・・・(^^;))。


英語学習者にとって、この情報の氾濫は、混乱を引き起こす元凶になっていると思います。つまり、方法がありすぎて、逆に何をやったらいいか分からなくなってしまうのです。その結果、様々な方法を「つまみ食い」してみるのですが、やりながら、「これで本当に成果が出るのかな?」と疑問を持ったころに、次の目新しい方法が目に付き、それに飛びついてしまい、結局いつまで経っても英語が話せるようになっていないのです。



私も、英語が話せない、聞けない、英語力ゼロだったとき(高校2年生のときには、Where do you live?に答えられなかったのですからゼロだったと自信を持って言えます!(^^;))には、どの方法が一番良いのか分からず、本屋さんを何時間もうろついたことを覚えています。背表紙の言葉に踊らされ、たくさんの「ハズレ」を買ってしまいました。


まあ、英語力がなく、どのように英語を習得していったら良いか分からない人間にとって、


「こうすれば絶対英語が身につく!」


とか、


「あなたも○○日でペラペラに!」


なんて言葉を見たら、踊っちゃいますよね。だって、もしそれで本当にペラペラになったら、長年の苦労に比べたら安い投資ですもの。


しかし、「これでもか!」と溢れている英語習得法の中にあって、唯一、確
実に言語を身につけられる方法というのは、実は「一つ」しかないのです。(別にこの言葉であなたを躍らせようって言うわけじゃないですから、ご安心を(^^;)


あるじゃないですか、ねえ、別に本屋さんを探さなくても、そこらに溢れているウソっぽい広告に惑わされなくても、すぐそこに・・・


それは、



      【あなたが日本語を身につけてきた方法】



です。あなたも私も、一つではありますが、もうすでに完璧にマスターしている言語を持っています。ということは、私たちは、確実に言語を習得する方法を知っているのです。それを無意識に、自然にやってきただけです。


その「確実に言語を身につける方法」とは、言い換えると、「子供が言葉を身につけるプロセス」となります。世界中に何億人の子供がいるかははっきり知りませんが、耳が聞こえ、声さえ出せれば、自分の国の言葉を聞き、話すことは、ほぼ全員、100%できています。


もちろん、教育を受けていなければ、本を読み、文字を書くということはできないかもしれませんが、言葉を話す、聞くということに関しては、頭の良し悪しに全く関係なく全員が問題なくできるようになるのです。(嬉しいですよね、英語をマスターすることと頭の良さが全くないという事実(^^))


日本の英語教育を考えてみると、おかしいくらいこれと反対です。英文を(訳しながらではありますが)読むことができ、英文を(英作しながらではありますが)書くことができるのに、全く話せない、聞けないというわけですから。言語習得の過程の逆を行っていますね(はっきり言って「無茶」をしています(^^;))。



では、子供はどのように言葉を身につけるでしょうか?



自分がどのように日本語を話せるようになったか少し思い出して考えてみてください。



私にも7歳の長男と、5歳の長女、2歳の次女がいますが、彼らが、どのように日本語を身につけるか見ていると、非常に興味深いです。


子供は、まず、親の言う言葉を一生懸命に聞きます。意味など分かろうが分かるまいがお構いなしで、言葉のシャワーを浴びます。そして、その言葉のシャワーを音として聞くだけではなく、状況(イメージ)と一緒に合わせて理解をしていきます。例えばこんな感じです。


ママ:「マンマができたわよ。」(テーブルの上にご飯がある)
パパ:「おいしそうなマンマだね。」(表情が明るい、視線がご飯に)
ママ:「聖ちゃんの大好きなお芋よ。」(フォークに芋、笑顔)
パパ:「すごい、マンマ全部食べちゃったね。」(空のお皿、驚いた顔)



このように、子供は、ご飯のことを「マンマ」と言うことを、「文字」を通してではなく、実物を目の前に見ながらイメージを「音」として覚えていくのです。


パパが「おいしそうだね」というのを聞いているときも、言葉だけで意味を捕らえるのではなく、表情や、声のトーン、その場の雰囲気なども含めて、状況の中から、「おいしそう」という言葉の持つ意味、使い方を覚えていきます。


繰り返しそのようにイメージ(状況)と音を結び付けて覚えていくと、自然に音を聴いた瞬間に頭の中にそのイメージ(状況)が浮かぶようになってくるのは、実に「自然なこと」といえます。


ですから子供は、文字を一切介することなく、小学校に入る前に、親の言うことやテレビアニメでヒーローが話している言葉などは、瞬間的にイメージとして捕らえてきた経験によって、訳さずに理解できるようになっていくのです。



現在は、子供英会話ブームで、たくさんの子供が英会話教室に通っていますが、子供はまだ文字を知らないですし、文法を教えても理解するわけが無いという「前提」があるので、文字や文法を一切使わずに、カードや絵、音楽を使いながら、「音だけ」で英語を教えていくのです(まあ、ABCくらいはやりますが・・・)。そうすると、面白いことに、どんどん言葉を吸収していくのです。


このように子供が言葉を簡単にマスターするのは、頭が柔らかいから、という理由もありますが、何よりも言語をマスターする、正しい唯一の方法をとっているからなのです。


ですから、大人も、子供と同じように、英語を「音とイメージだけ」で理解していくことができるようになれば、映画の英語のスピードにおいていかれずに、英語を訳さず理解していくことができるようになるのです。(まだ信じられませんか?)


しかし、よくこのように話される方がいます。



「大人は子供のように言葉を身につけることは不可能だ。大人には大人のやり方がある。同じようにやったって無理だ。」



このようにおっしゃる方に聞きたい事があります。



子供と同じようにやってみたのですか?


それでもだめだったのですか?



多分、やっていないでしょう。誰かが「子供と同じようになんて無理だ」というのを、どこかで聞いたか、読んだかしたのでしょう。上記の「言い訳」は、非常にもっともらしく聞こえますが、他の習い事を考えたときに、まったく矛盾している事が分かります。


私は、ギターは少し弾けるのですが(本当に簡単なコードだけですが(^^;)、ピアノはまったく弾けません。そこで、意を決して、ピアノを習いに、ヤマハのピアノ教室に行ったとしましょう。


そこで一番初めにやらされることは何でしょうか?


ピアノを習いに行った事がないので、確実なことはいえませんが、多分、「ドレミファソラシド」の弾き方だと思います。いきなり、曲を弾かせてくれることなんてしないでしょう。


そこで私が怒りながら、こう叫んだとします。


「ちょっと待ってください。私は大人なのですよ。こんな幼稚園児と同じことをさせられるなんて、とても我慢できません。私はモーツアルトの曲が弾きたいのです。このモーツアルトの曲の弾き方を教えてください。」


どう考えてもおかしな言い分だということがよく分かると思います。大人だろうが、子供だろうが、「関係ない」のです。ドレミの弾き方も分からないのに難しい曲が練習できるわけがありません。大人だからこのやり方、子供だからこのやり方というものは存在しないのです。


ピアノを弾くことができるようになるやり方は誰に対しても同じなのです。まずは、ドレミを弾けるようにし、次に簡単な曲を練習し、少しずつ難しい曲に入っていくわけです。



ところが、英語は、少なくとも中学、高校合わせて6年間は勉強してきたというプライドが邪魔をするので、「子供と同じように」と聞いた瞬間に、「バカにしているのか」「そんなバカな」という反応になってしまうことが多いのです。


100%の確率で言語をマスターできる「子供の言語習得方法」と、ほぼ100%の確率で言語をマスターできない「学校英語のやり方」と、あなたはどちらを選びますか?


そうですね、人類の初めから、何千年に渡り結果を出してきたやり方をやっていこうではありませんか。時間と苦痛ばかりが多くて、戦後50年に渡り成果の全く出てこなかったやり方は、もう捨ててしまいましょう。簡単、確実、凡人でもネイティブ並みの英語力をつけていく方法で英語を身につけていく方法へと切り替えましょう。。


えっ?じゃあ、その子供が言語を習得する過程でやることって具体的に何か、ですって?


それこそ、このメルマガで教えていくことではないですか。ご安心ください。ノウハウは全て出していきますから。(量が多すぎて一気にいけません。)


おしまい


次回予告:具体的に「英語で考える頭」の作り方に入っていきます。いいでしょうか、読むだけではなく、実践して成果を出す意気込みを持っておいてくださいね。書く方はそのつもりですから。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 Copyright(c)2006 Kenji Saito, All rights reserved







Never wait till things happen, YOU make things happen!

英語力が上がるまで待つのではなく、あなた自身が英語力を上げるのです!

(齋藤 兼司)